日本精工(6471)の株価チャートの考察②
今回も国内最大手ベアリングメーカー、日本精工の株の取引について、報告します。
果たして、株価は上がったのでしょうか?
買い付け後のチャート
この後の株式チャートは、以下のようになりました。
チャートを見る限り、下降トレンドにはあるものの買付額より高い株価になる瞬間もあり、なんとも言えないチャートになっています。
今回の成績
今回の成績は、残念ながら8%の損失となりました。
詳しい状況を以下の表に示します。
買付 | 2019年5月15日 | 940円/株 |
売却 | 2019年6月3日 | 865円/株 |
買付額より株価が高くなる瞬間があったにもかかわらず、どうしてこのような結果になってしまったのでしょうか。
考察
思い当たる原因は複数あり、
- 前回購入したときに決めた条件を全く満たしていない
- 株を買い付けた明確な理由がない
- 損切りに対する経験不足
の3点が挙げられます。
なぜこのような状況で買い付けたのか、自分でも疑問です。
原因1.については、実は先日、日本精工の株で取引をした結果を記事に書いていました。
このときは日本精工の株で10%を上回る利益を得ていました。
そして、記事の最後に考察として、再び日本精工の株を買う条件を考えていました。
その条件は3段階あり、下のチャートにおいて
- 高値のトレンドラインAを下回らない
- 抵抗線Bを下回らない
- 安値のトレンドラインCを下回らない
のどれかを満たしている、というものでした。
上のチャートを見ると、一番緩い条件3.ですら満たしていない状況で購入したことが分かります。
原因3.は損切についてで、今までから抱えている課題の一つです。
一応、大まかな損切基準は考えており、下に示すような抵抗線が存在を想定していました。
この抵抗線を下回ったら売ろう、と考えていたわけです。
そして、下のチャートに示すように、この抵抗線を下回る瞬間があったので、損切を決意しました。
こちらが、損切をした後のチャートです。
見事に底値で損切りをしてしまっていることが分かります。
実は予め想定していた抵抗線は生きていた、と言えると思います。
こればかりは損切りの経験を積むことでしか、対処はできないと思っています。
まとめ
以上の考察から、なるべくして損をしたと言っても過言ではないことが分かります。