明和産業(8103)の株価チャートの考察
今回は、明和産業(8103)の株取引について、報告します。
明和産業は三菱系の専門商社であり、化学品や電池材料、自動車に関する事業を行っています。
果たして、株価は上がったのでしょうか?
今回の取引の結果
結論から申し上げますと、50%程度の大きな利益を得ることができました。
下の画像が、続きの株価チャートです。
実は明和産業は、2019年8月9日に大幅な増配を発表しました。
その結果、翌営業日には株価が急騰し、ストップ高になりました。
私は運の良いことに、この発表の前に株を買っていたので、大きな利益を得ることができました。
今回の取引の詳細は、以下のとおりです。
買付 | 2018年4月10日 | 516円/株 | 100株 |
買付 | 2019年6月4日 | 346円/株 | 200株 |
買付 | 2019年7月3日 | 398円/株 | 200株 |
買付 | 2019年8月2日 | 362円/株 | 100株 |
売却 | 2019年9月2日 | 570円/株 | 300株 |
売却 | 2019年9月5日 | 615円/株 | 200株 |
売却 | 2019年9月20日 | 625円/株 | 100株 |
明和産業の株を買った理由
そもそも、なぜ明和産業の株を買ったのかと申しますと、当時の1年ほど前に明和産業株を少し買い付けていたからです。
その当時は今以上に銘柄選択における考えが浅く、単に割安だったからという理由で購入していたと思います。
しかし、そういった理由で買っていた明和産業株は次第に大きな含み損となり、塩漬け状態になっていました。
そんな中、2019年6月ごろに、底値らしきところで出来高が急騰しているのを確認しました。
(今となっては増配後の出来高の方が遥かに高く、無視できる程度になってしまいましたが…笑)
したがって、ここが底値であると判断し、定期的に買い付けることにしました。
購入したのは、下の画像における地点です。
すると、大幅な増配が8/9に発表され、株価が急騰しました。
急騰後にはすぐに含み益となりましたが、急騰した理由が明らかに"増配"であり、一時的に終わるものではないと判断したため、しばらく保持することにしました。
権利確定前は壮絶なマネーゲームが繰り広げられる可能性を考え、権利確定の数日前に全て売却しました。
本当は優待のクオカードも欲しかったので100株だけ保持していたのですが、権利確定後に急落することが予想できたので、泣く泣く諦めました。
考察
今回は出来高の急騰から底値を予測し、定期的に購入することで大きな利益を得ることができました。
しかし、大幅増配という予期せぬ要因によるものが大きく、今後には活かしづらい結果となりました。
ともかく、急騰局面というなかなか出来ないような体験を出来たのは、良かったと思います。