日本精工(6471)の株価チャートの考察
日本精工(NSK)は国内最大手ベアリングメーカーで、売上高は1兆円(2018年3月期)を誇ります。
ベアリングと言うのはいわゆる軸受のことで、車や飛行機を始め様々な機械に使われています。
したがって、今後も需要が無くならないことが期待できます。
今回は、そんな日本精工の株を購入しました。
果たして、株価は上がったのでしょうか?
今回の成績
結論から申しますと、3ヶ月で12%の利益を上げることが出来ました。
詳しい状況を以下の表に示します。
買付 | 2019年1月22日 | 1035円/株 |
売却 | 2019年4月19日 | 1159円/株 |
購入した理由
日本精工の株を購入した理由は、以下の6点です。
- 日経平均株価採用銘柄である
- 配当利回りが高い(購入時は利回り3.86%)
- 株価が高値のトレンドラインを突き破ったと考えられた
- 25日移動平均線が上昇トレンドに切り替わろうとしている
- 長期的に一定額まで上昇すると思われる
- 売上高が上昇トレンドである
日本精工は、日経平均に採用されている銘柄です。銘柄の入れ替えが起こる可能性はありますが、国内において重要な役割を担っていることが分かります。
トレンドラインを引いてみると、以下のように描けました。
このトレンドを信じれば、株価は全体的な下降トレンドの転換を迎えており、赤矢印Aのように更に上昇すると考えました。
更に25日移動平均線に注目すると極小を迎えていることが予想できます。従って、これから曲線Bのように上昇トレンドになると考えました。
長期的なチャートに注目すると、三角持ち合いになっていると考えられます。安値のトレンドラインを下回っていないことからも、赤矢印のように高値のトレンドラインまでは上昇すると考えました。
更に業績に注目すると、売上高が緩やかな上昇傾向になっています。
以上の点から、長期的に見れば上がると判断し、購入しました。
株価チャートの動向
以下に、チャートの続きを示します。
点線矢印A及びBは、前述の予想を表しています。
25日移動平均線が上昇するという予想は当たったものの、株価自体は横ばいになってしまいました。
その後、2月末辺りで株価が一時的な下降トレンドに入り、含み損を抱える形になりました。
ここで損切りをしなかった理由は、理由5にも示したとおり、長期的に見ると一定額まで上昇すると考えていたためです。
結果として、3月上旬から中旬にかけて底値を迎えた後、上昇トレンドに転換しました。
考察
今回は12%の利益を出すことが出来ましたが、残念ながら利益確定した後も後場で更に上昇しました。これについて、反省や展望について述べていきたいと思います。
チャートに抵抗線やトレンドラインを引いてみると、下の図のようになりました。
まず、4月初旬で抵抗線Aを突き破っていることが考えられます。
これに気づいていれば、保持しておくという選択も出来たかもしれません。
更に、トレンドラインBを見ると、最後に高値のトレンドラインを突き破っていることが分かります。
このことから、今後も更なる上昇が期待できます。
以上を踏まえて、
があれば、再び購入することを検討しようと思います。