シチズン時計(7762)の株価チャートの考察
シチズン時計は、言わずとしれた時計メーカーであり、他にも様々な電子機器を作っています。
株式市場では、精密機器メーカーとして分類されています。
腕時計はその機能だけでなく、ファッションアイテムとしても確立されているため、需要が安定していると考えられます。
しかし、競合他社が多いことも事実であり、国内だけでもセイコー(8050)やカシオ(6952)が存在します。海外にもロレックスやオメガなど多くの競合他社が存在する中、現在はアップルウォッチも存在しており、従来の腕時計の需要が一定に保たれるかは疑わしいという側面もあります。
今回は、そんなシチズン時計の株を購入しました。
果たして、株価は上がったのでしょうか?
今回の成績
結論から申しますと、残念ながら1.4%程度の損で終わりました。
詳しい成績は、以下のようになります。
買付 | 2019年3月13日 | 628円/株 |
売却 | 2019年4月12日 | 619円/株 |
購入した理由
シチズン時計の株を購入した理由は、
の3点です。
先程のチャートに、トレンドライン等を加えたものが上の図になります。
この図からわかるように、安値と高値のトレンドラインが上向きであり、株価が安値のトレンドラインを下回らないと考えました。
裏を返せば、株価が安値のトレンドラインを下回れば損切判定ということになります。
しかし、早い段階(上の図のA)で安値のトレンドラインを下回りました。
購入した当時はこのラインを下回ったら損切と考えていましたが、様子見をしてしまったことで売る機会を失い、もみ合い相場になりました。
待っていても上がる可能性は低いだろうとう言う考えのもと、含み損を抱えながらも売却しました。
考察
今回は残念ながら含み損を抱えて売却をするという形になりました。
反省点としては、
- 企業の安定性よりも、成長性を判断すべきだった
- 購入当時に設定した損切判定を実施すべきだった
ことが挙げられます。
結果的に大損は逃れましたが、損切を実際に行うのはなかなか難しいことを学びました。
損切が難しかった理由には
- 判定基準が定量的に明確でないため
- これから上がるかもしれないと思ってしまう
と言ったものがあり、"定量的な損切判定基準の発見"を一つのテーマとして、以降の取引で改善方法について考えていこうと思います。